テニスのグランドスラムである
全仏オープン(フランス/パリ、賞金総額1752万ユーロ、クレー)は大会11日目の1日、男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)が第5シードのR・ソデルリング(スウェーデン)に6-4, 6-1, 7-6 (7-3)のストレートで勝利、2年連続6度目となる準決勝進出を果たした。
今大会で5度の優勝を果たしているナダルは、2009年の4回戦ではソデルリングに敗れたものの、2010年の決勝では見事にリベンジに成功しており、B・ボルグ(スウェーデン)の今大会通算6勝の記録まで2勝に迫った。
「僕が勝ち進んで、準決勝に進出したということです。」とナダル。「もし決勝で勝ちたいと思ったら、毎日のようにプレーを向上させなければなりませんし、これからそれに挑戦します。」
ナダルは準決勝で、第4シードのA・マレー(英国)と対戦する事となる。マレーはこの日、J・I・チェラ(アルゼンチン)を7-6 (7-2), 7-5, 6-2で下し、自身初となる4強入りを果たしている。
マレーの怪我について聞かれたナダルは「自分の意見では、準決勝に進出できた自信と彼に影響はないでしょう。彼は良いプレーをしています。彼は素晴らしい選手です。」と、油断はしていないことを強調した。
マレーが最後のベスト4の座を獲得したことにより、今大会の準決勝は世界ランクの1位から4位までの選手で争われることとなる。これはグランドスラム全大会を通しても、わずか12度目のこと。
この日のセンターコートは風が強く、ソデルリングはわずか57%の確率でしかファーストサーブを決めることができなかったが、ナダルは試合を通じて13本しかミスを犯さないなど、風の影響がないようなプレーを見せた。一方のソデルリングは、41本もの凡ミスを犯していた。
「今日のロビンは、普段よりミスが多かったような気がします。それが少しは助けになりました。」と語ったナダルは、終始冷静な試合運びを展開し、ソデルリングの強打をことごとく返球し、コーナーにコントロールされたボールで対戦相手を走らせた。
もう一方の準決勝では、グランドスラム16勝のR・
フェデラー(スイス)と今シーズン負けなしのN・ジョコビッチ(セルビア)が対戦する。
この準決勝についてナダルは「現在で世界最高の選手が、歴史上で最高の選手と対戦します。僕の考えでは、とても素晴らしい試合になると思います。」と、ライバルたちの死闘を予想した。
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フェデラーの復活優勝に期待したいです!!
年齢的にも厳しくなってきてるけど、もう一度優勝してほしいな!!
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